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公的医療保険ではカバーされない費用

病気やケガで入院をした場合、病院への支払う費用のうち、公的医療保険でカバーされる費用とカバーされない費用があります。
もしもの時に慌てないよう、公的医療保険の範囲を正しく知ることが大切です。

高額療養費でカバーされない費用

  • ● 差額ベッド代(希望されて個室等に入院した場合)
  • ● 入院時の食事代等の一部負担
  • ● 先進医療の技術料
  • ● 交通費や入院に際しての日用品代など

平均的な1日あたりの
差額ベッド代(※1)

平均的な1日あたりの差額ベッド代
差額ベッド代の基準(※2)
  • ① 1病室の病床数:4床以下
  • ② 1人当たりの病室面積:6.4㎡以上
  • ③ 病床ごとのプライバシー確保
  • ④ 個人用の私物収納設備・照明・小机・椅子の設置

(※1)厚生労働省平成28年10月「第337回 中央社会保険医療協議会・主な選定療養に係る報告状況」

(※2)「療担規則及び薬担規則並びに療担基準に基づき厚生労働大臣が定める掲示事項等」及び「保険外併用療養費に係る厚生労働大臣が定める医薬品等」の実施上の留意事項について(平成18年3月13日 保医発第0313003号(最終改定:平成28年6月24日 保医発第0624第3号))から差額ベッドに関する部分を抜粋したもの。

・記載の内容は、平成29年4月現在の制度によります。今後、制度の変更に伴い、記載の内容が変わることがあります。